我が家の失敗しない梅酒の漬け方
梅酒をつけ始めて7年目、まだまだ経験浅いですが、
これまで運よく、大きな失敗をせずに梅酒を漬けることができました。
この記事では、我が家の梅酒の漬け方を紹介したいと思います。
早速ですが、漬ける際に特に注意しているのは、以下の5点です。
- 容器は事前に清潔にする
- 水気を排除する
- ホワイトリカーを使用する
- 氷砂糖は、極端に少なすぎないようにする
- あく抜きはしない
最初の2つ以外は、好みや楽しみ方、こだわり方なのかなと思います。
始めて漬ける梅酒は、最もベーシックなもの(ホワイトリカーのパッケージに記載されている分量や漬け方 が参考になります)が正直無難だと思いますが、特にこうしなければいけないってルールはもちろん無いです。
腐敗せず、カビが生えず、そして、出来上がった梅酒が自分にとって美味しいと思えるのであれば成功だと思います。
私は途中、ブランデーで漬けてみたり、はちみつを使ってみたり、熟成梅を使ってみたり色々やってみましたが、最終的にベーシックな方法をちょっと自分好みにしたやり方(ちょっと角砂糖を減らすぐらい)に落ち着きました。
毎年同じ方法で漬けても、梅の状態や、漬ける時期等、毎年異なる様々な要因があり、一度として同じ味の梅酒が浸かることはありませんでした。
年ごとに琥珀色の濃さも微妙に違ってきます。また保存年数によっても味に変化がでるように思います。 私はそうした年ごとの出来の違いを楽しんでします。
前置きが長くなりましたが、準備するものと、漬ける手順を紹介していきます。
準備するもの
大体のものがスーパーで入手可能なものだと思います。
毎年、梅のシーズンになると梅酒づくりに必要なものが一か所に陳列されています。
- 梅酒を漬ける瓶
- 氷砂糖
- 梅
- ホワイトリカー
梅酒を漬ける瓶
全体の分量として、ホワイトリカーのパッケージに記載されている分量の合計が入る容量に加えて、余裕があるほうが作業しやすいです。
ホワイトリカー(1800ml)、梅(1Kg)、氷砂糖(800g)が大体の目安として、3L~4Lぐらいの容器がおすすめです(私は4Lのものを使用しています)。
スーパーで梅と一緒に置いている容器でも良いですが、長く使うのであればセラーメイト 取手付密封ビンがおすすめです。
各パーツが分解できて洗いやすいのと、容器を追加する際に同じものが入手しやすいですし、普段は納戸の奥にしまっているので、目にしませんが、見た目もオシャレです。
氷砂糖
特にどのパッケージのものでも大丈夫です。最初はホワイトリカーの側面にかかれている分量を目安にするのが良いです。
私は甘いのが余りすきではないので、ホワイトリカー(1800ml)、梅(1Kg)に対して、400g~500gぐらいにしています。それでも甘いですが。
梅
傷が少なくて綺麗で、大きさが揃っているものが良いです。
ただスーパーで購入する場合はほとんど選択肢ないかもしれません。
(いろんな産地や生産者の梅が一堂に揃っているなんてそうそうないかも)
ホワイトリカー
何でもOKです。
アルコール度数が高ければ、ホワイトリカー以外でも漬けることは可能ですが、始めての梅酒づくりなのであれば、ベーシックな構成がおすすめです。
個人的な感想ですが、果実酒用のブランテーは試したことが有るが、個人的にはいまいち。焼酎はアルコール度数が高いものは基本的に高価だし、そのまま焼酎として楽しんだほうがおいしい(試す勇気がなかった)というのも有ります。
漬ける手順
準備(前日)
梅を水洗いして、タオルかキッチンペーパーで水気を拭きます。ヘタをつまようじで取ります。清潔なタオルか、ザルで1晩乾かします。
あく抜きの為、事前に数時間、梅を水に漬けておく手法もありますが、梅の状態の見極めが難しいので慣れるまではしないほうが良いかもしれません。
傷がある梅を水に漬けた場合、傷口からブヨブヨになる可能性があります。(ブヨブヨになって泣く泣く廃棄したことが1度あります。それ以来あく抜きしてません)
黄色っぽくて、甘いいい匂いがする梅(熟した梅)は、水に漬ける必要はありません。
容器に熱湯を少し注ぎ、(4Lなら100mlぐらい) 容器の内側を満遍なく熱湯が触れるようにクルクル、シャッフルします。
容器が熱くなるのと、ガラス容器の場合は割れる可能性があるので注意して行ってください。
瓶を煮沸できるのであればそのほうが良いと思います。
(うちには4Lの瓶を煮沸できるだけの鍋がない)
自然乾燥か、水気を拭きとる等します。
準備(当日)
キッチンぺーーパー1枚をホワイトリカーで湿らせ、容器の内側を拭きます。
梅と氷砂糖が層になるように詰めます。
時々瓶を軽くゆすってかくはんして、3カ月ほど漬け込めば飲めます。